2019.06.05 00:05写真加工の線引きフィルム全盛期から写真を撮っている人は、フィルムの現像で可能であった加工と同等なら、デジタルで加工しても良いと線引きするが、これは技術的な線引きであって芸術面においては意味をなさない。カラーのなかった時代はモノクロが唯一の写真表現であり、現実世界とは、かけ離れた色彩のない世界であ...
2018.12.07 19:49男と女の趣向の違い男性と女性の写真に対する趣向の違いは 、生活の歴史に関わっている。 男性は野外で活動することが多く、太陽光による陰影により、獲物の位置などを把握していた為、立体感や遠近感に敏感になり、陰影の美しさに目が向くようになった。 女性は屋内での活動が多く、家事に使う...
2018.09.26 17:36光の硬さの指標ポートレートに限らず、被写体を相対的に引き立てるのは脇役や背景であり、絶対的に引き立てるのは光と影である。基本的にはハイライトからシャドーまでが、滑らかなグラデーションでつながるように、光の硬さやバランスを調整するのだが、光の硬さは、被写体から見る光源の視角(大きさ)に反比例する...
2018.09.07 00:58パステル調ハイキーの限界ポートレートによくあるパステル調ハイキー写真は、欧米では好まれない。欧米のアート系写真サイトがローキーばかりなのは、明度や彩度に対する美的感覚が、気候や風土に関係しているからである。空気が乾燥している欧米では、水分による光の拡散が少なく光が硬いため、欧米人は陰影の強い写真にリアリ...
2018.09.05 20:54ポートレートにおける抽象と感情移入芸術は、抽象と感情移入の2つのベクトルを揺れ動くといわれる。ポートレートにおける抽象は、光と影によるシンボリックな単純化や、モノクロ化などで得られる。感情移入は、ストーリー性のリアリティによって引き起こされる。ポーズや照明などで被写体を引き立てても、不自然であればリアリティーを損...
2018.08.22 03:34Post Pictorialism宣言19世紀後半から20世紀初頭にかけて、ピクトリアリズムという写真の潮流が起こった。当時の写真は記録性のみが注目され、芸術作品として認識や評価をされていなかったが、ピクトリアリズムは絵画のようにイメージを重視することにより、写真を芸術に高めた。それらの作品の特徴は、ソフトフォーカス...
2018.08.22 03:30RAW現像についてRAWデータとは画像センサーが受けた光の強さと色をそのまま記録したもので、フィルムにたとえると、ネガフィルムがパトローネに入ったままの状態のオリジナルデータである。JPEGデータは、このRAWデータを現像してつくられており、カメラでJPEGのみ書き出す場合は、オリジナルデータは瞬...
2018.08.22 01:27芸術的なポートレート人物をテーマにした写真は全てポートレートといえるので、ポートレートは多様であるが、もっともポピュラーなポートレートは、絵画の時代から引き継がれた肖像写真である。ほとんどの肖像写真は、被写体本人が依頼者なので、本人が気に入るように撮影される。男性の場合は男らしさや、かっこよさが望ま...
2018.08.21 23:35良い写真とは良い写真は人を感動させるが、人といっても一括りにはできない。写真を見た時に、写真にあまり興味のない人は、芸術性よりも記録されている内容に重点をおくだろうし、写真以外の芸術が好きな人は、構図や色彩の美しさなどが気になるであろう。写真家・写真評論家になると、演出や技法、撮影時の写真家...