光の硬さの指標
ポートレートに限らず、被写体を相対的に引き立てるのは脇役や背景であり、絶対的に引き立てるのは光と影である。
基本的にはハイライトからシャドーまでが、滑らかなグラデーションでつながるように、光の硬さやバランスを調整するのだが、光の硬さは、被写体から見る光源の視角(大きさ)に反比例する。
照射面積が広い照明でも、被写体から遠ざければ、光源の視角は狭くなるので光は硬くなる。逆に、オパライトぐらいの照射面積でも、見切れギリギリまで被写体に近づければ、視角は広くなるので光は柔らかくなる。
照明を近づけれない広い画ほど、照明は大掛かりで光のコントロールは難しくなるだろう。
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